はじめに|大学広報の常識が変わった「SNS時代」の幕開けこれまで大学広報といえば、パンフレット、進学フェア、学校説明会などの紙と対面中心の施策が王道とされてきました。しかし、Z世代(1996年以降生まれ)の情報収集行動が完全にSNS主導型に変化したことで、大学の集客戦略も大きな転換点を迎えています。今や、志願者が大学を知る入口は、Google検索や学校案内よりもInstagram・TikTok・YouTube。「SNSを見て、行ってみたくなった」「リアルな学生生活が伝わってきた」といった声が大学選びのきっかけになっています。本記事では、SNSを活用して志願者数を前年比160%以上に伸ばした大学の具体事例と、再現可能な独自マーケティング理論「VIC戦略モデル」を用いて、成功する大学SNS運用の秘訣を解説します。1|なぜ今、大学SNS戦略が“勝敗”を分けるのか?理由①:Z世代は「共感」で行動するZ世代の大学選びにおいては、偏差値やブランド以上に、「どんな学生がいるか?」「どんなキャンパスライフを送っているか?」「自分に合った雰囲気か?」といった共感要素=“自分ゴト化”が行動のトリガーになります。理由②:SNS上の情報が意思決定に直結大学のInstagramやTikTok投稿を見た後に「資料請求」「LINE登録」「オープンキャンパス参加」などに至る流れが定番化してきています。SNSは単なる認知獲得手段ではなく、エンゲージメントと行動喚起のハブになっているのです。2|具体事例:関西の私立大学がSNS改革で志願者数167%アップ!学校プロフィール(仮名:関西未来大学)所在地:大阪府学部構成:人文学部、経済学部、情報学部など5学部定員割れを経験し、SNS広報に本格着手施策①:Instagramを「学生が主役の発信メディア」に転換学生広報チームを組織し、現役生による「#学生の日常」を発信ストーリーズでは「リアルなキャンパスQ&A」「1日密着リール」を展開学科ごとにサブアカウントを設け、専門性ある情報発信を強化成果:・フォロワー:3,800→9,400(半年間)・DM経由のオープンキャンパス予約:2.2倍・資料請求フォームの流入のうち、約61%がInstagram経由に施策②:TikTokで「共感×エンタメ」型コンテンツを拡散投稿例:「教授のクセ強すぎ授業3選」「ゼミ室の“推し席”大喜利」「授業前のルーティンあるある」在学生の“素”を活かしたショート動画で構成成果:・1投稿あたりの平均再生数:4.2万回・コメント率:投稿あたり約9%(教育業界平均の2.5倍)・TikTok→LINE登録率:27.3%施策③:LINEで「診断×資料送付×来校予約」を一元管理「あなたにぴったりの学部診断」(5問)を設置結果に応じて学部紹介+学生インタビューPDFを配信来校予約フォームへの動線を自然に設計成果:・LINE登録数:半年で+4,200件・LINE経由のオープンキャンパス予約率:21.6%・志願者数:前年比167%増加(特に高校2年生からの接点が大幅に増加)3|独自理論:大学向けSNS戦略「VICモデル」とは?成功する大学アカウントの共通点は、以下の3要素を明確に設計・運用している点にあります。そこで提唱するのが、大学広報に特化した独自理論「VICモデル」です。▶ VICとは?V=Voice(誰の声で語るか) → 学生・卒業生・教職員それぞれの“ナマの声”が鍵 → 「在学生×先生」「先輩×後輩」など“関係性ある語り”が刺さるI=Identity(何を伝えるか) → 他大学と差別化できる“自校ならでは”の文化・雰囲気・日常を発信 → アカデミックな強みよりも“キャンパス人格”を明確化するC=Conversion Design(どこに導くか) → InstagramやTikTokの投稿から、LINEや公式サイト、予約ページへの導線設計を明確に → “いい投稿”だけではなく、“行動に繋がる導線”が重要このVICモデルを軸にSNSを構築すれば、「見られるアカウント」から「志願者を動かすアカウント」へ進化できます。4|成功大学に共通するSNS活用の5つの共通点① 「学生が語る」SNSへと舵を切っている→ 誰が発信しているか=信頼の源泉→ 広報担当者が書くよりも、学生が“素”で語る方がCV率が高い② キャンパスの日常を「シリーズ化」して定期投稿→ 例:「〇〇学部のリアル授業風景」「学生食堂おすすめベスト3」→ 継続的に見たくなる仕組みをつくる③ TikTokは“情報”より“感情のきっかけ”と割り切る→ 笑い・泣き・共感のどれかに振り切ったコンテンツが拡散力を持つ④ LINE診断×セグメント配信で“自分ゴト化”を支援→ 学部選びに迷う高校生に、最も効果的なタッチポイント→ LINEを「進路相談チャット」として活用⑤ KPIは「行動」にフォーカス→ フォロワー数ではなく、資料請求・予約・志願者数をKGIに設定→ 「投稿数=成果」ではない。設計された“導線”が重要5|今後の展望:大学SNSは“広告”ではなく“人格発信”の場へZ世代が大学を選ぶとき、見ているのは「偏差値」や「就職実績」だけではありません。むしろ、「どんな人がいるか?自分が馴染めるか?」といった感情的判断軸が強まっています。SNSは大学の“中身”を伝える場です。そこでは、教員のユーモア学生の表情日々の何気ない会話といった要素こそが、志願者の行動を左右します。SNS活用に成功している大学は、自らの“人格”を魅力として発信する覚悟を持っています。それが、志願者が「この大学、なんかいいな」と感じる本質なのです。まとめ|大学広報に必要なのは「仕組みとしてのSNSマーケティング」SNSは「映える投稿をする場所」ではなく、志願者との“信頼関係を育てる戦略的チャネル”へと進化しています。✔ 学生が主役になるコンテンツ✔ 感情に訴えるTikTok✔ 行動に結びつけるLINE導線この3つが連動したSNS戦略を構築できる大学こそが、これからの志願者競争に勝ち残ります。そして今、その第一歩を踏み出せるかどうかが、未来の“選ばれる大学”か否かを決定するのです。one moveでは、インフルエンサーマーケティングを効果的にサポートするために、ターゲット層に最適なインフルエンサーの選定、コンテンツ制作、SNS戦略の運用、成果の測定と改善まで、全てのプロセスを一貫して支援します。抱える課題を解決し、魅力をより多くの方に届けるために、one move株式会社のサービスをぜひ活用してみてください。▼本件に関するお問い合わせ、インフルエンサー施策に関するご相談はこちらhttps://onemove.co.jp/contact▼弊社インフルエンサー事業サービスサイトはこちらからhttps://onemove.co.jp/onemove-production▼関連記事今すぐ使える!大学広報担当のためのデジタル施策ガイドhttps://onemove.co.jp/posts/edfA-CL5SNSとインフルエンサーが鍵!関西学校法人の学生獲得成功ストーリーhttps://onemove.co.jp/posts/57iUpWjQ▼急募事業急成長につき、正社員メンバーを募集しています。20代〜30代前半の若手が活躍中!求人の詳細・ご応募は下記リンクより。https://en-gage.net/user/search/?from=top&keyword=&companyName=one+move%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE&salary_0=0&span=0&PK=&token=6799a6f7567b9&area=23&job=&distanceIndex=#/desc/3361873