第1章|銀行ブランディングの現状とデジタルマーケティングの課題銀行ブランディングを取り巻く環境変化銀行のブランディングを取り巻く環境は、大きく変化しています。 これまで銀行は、テレビCMや交通広告、店舗での接点を中心にブランドイメージを形成してきました。しかし現在は、生活者が情報を得る場がSNSや検索に移行し、銀行もデジタルマーケティングを前提としたブランディング戦略を求められています。この変化により、銀行のマーケティング担当者は次のような課題に直面しています。若年層との接点が減っている広告を出しても印象に残りにくい銀行の取り組みや姿勢が伝わりにくい銀行は生活インフラである一方、日常的に意識されにくい存在です。 そのため、ブランディングの難易度が高い業界といえます。銀行×デジタルマーケティングにおけるブランド形成の変化デジタルマーケティングの普及により、銀行のブランディングは「一方向の情報発信」から「継続的な関係構築」へと重心が移っています。 生活者は広告だけで銀行の印象を決めるのではなく、SNSでの発信内容、口コミ、検索結果などを総合的に見て評価します。銀行のブランディングに影響を与える主な接点は、次の通りです。SNS上での情報発信検索結果で表示される記事や情報生活者同士の口コミや評判アプリやWebサイトの使い勝手これらの接点が一貫した印象を与えられない場合、銀行のブランドは曖昧になりやすくなります。図表|銀行ブランディングにおける接点の変化観点従来のブランディングデジタル時代のブランディング主な接点テレビCM・店舗SNS・検索・Web情報の流れ一方向双方向印象形成短期的継続的評価基準広告の印象体験・接点の総和銀行ブランディングで求められる「認知」と「好意度」銀行のブランディングでは、「認知」と「好意度」を分けて考える必要があります。 認知は「銀行の存在や名前を知っている状態」、好意度は「良い印象を持っている状態」を指します。認知だけ高くても、好意度が低ければ選ばれにくい好意度が高くても、認知がなければ比較対象にすらならないこの2つを同時に高める設計が、デジタルマーケティング時代の銀行ブランディングでは重要になります。銀行ブランディングにおける課題の整理現状の銀行ブランディングにおける主な課題を整理すると、以下のようになります。ブランドメッセージが生活者に伝わりにくい接点が断片化し、印象が一貫しない若年層との距離が縮まりにくいこれらの課題に対し、従来の広告手法だけでは十分に対応しきれない状況が生まれています。第2章|銀行ブランディングにおけるインフルエンサーの役割とはなぜ銀行ブランディングにインフルエンサーが注目されるのか銀行のブランディングにおいて、近年インフルエンサー活用が注目されています。 その背景には、生活者の情報接触行動の変化があります。生活者は、企業の広告よりも、第三者の体験談や意見を参考にする傾向を強めています。 銀行のように「堅い」「難しそう」というイメージを持たれやすい業界では、第三者視点の発信が心理的ハードルを下げる効果を持ちます。インフルエンサー活用が銀行ブランディングに効く理由は、以下の通りです。生活者目線で銀行の取り組みを伝えられる広告感が薄く、受け入れられやすい日常の文脈で銀行に触れる機会を増やせる銀行の信頼性と第三者発信の相乗効果銀行のブランド価値の根幹には「信頼」があります。 一方で、信頼は企業の自己発信だけで築けるものではありません。生活者は、実際に使っている人の声や、第三者の評価を通じて安心感を得ます。第三者発信が銀行ブランディングに与える価値は、次の通りです。利用者視点での体験共有難しい内容をかみ砕いた説明銀行の姿勢や考え方の伝達図表|銀行ブランディングにおける企業発信と第三者発信の違い観点企業発信第三者発信(インフルエンサー)受け取られ方広告・PR色が強い体験談として受け止められやすい信頼性正確だが距離感あり親近感があり共感されやすい役割正式情報の提供印象形成・関心喚起銀行ブランディングにおけるインフルエンサーの適切な役割インフルエンサーは、銀行の公式発信を代替する存在ではありません。 公式発信と第三者発信が補完関係になることで、銀行ブランディングの効果は高まります。役割分担の考え方は以下の通りです。公式発信:正確な情報提供、安心感の担保インフルエンサー:共感づくり、心理的距離の縮小広告:接触頻度の確保、検討層への再接触インフルエンサー活用は万能ではない銀行ブランディングにおいて、インフルエンサー活用は有効な選択肢のひとつです。 ただし、万能ではなく、設計を誤ると逆効果になるリスクもあります。インフルエンサーの選定を誤ると信頼を損なう広告色が強すぎると好意度が下がる単発施策ではブランド形成につながりにくいこのような注意点を踏まえた上で、銀行ブランディングの戦略の中に位置づけることが重要です。第3章|実在企業に学ぶ銀行・金融業界のブランディング事例銀行ブランディング事例を見る際のポイント銀行のブランディング施策は、売上や申込数のように短期成果が見えにくい分、どのような設計でブランドイメージを形成しているかという視点で事例を見ることが重要です。 単発の話題づくりではなく、生活者との継続的な接点づくりになっているかが評価の軸になります。事例を見る際のチェック観点は以下の通りです。どの層に向けたブランディングかどのチャネルを主戦場にしているかどのようなメッセージを継続して伝えているかメガバンクのSNS活用によるブランドイメージ形成メガバンク各社は、デジタルチャネルを通じたブランディングを強化しています。 例えば、三菱UFJ銀行は、若年層向けサービスやアプリの利便性をSNSで分かりやすく発信し、「使いやすい銀行」「身近な銀行」という印象づくりに取り組んでいます。三井住友銀行も、デジタルサービスの活用シーンを紹介する発信を続けています。 堅い情報だけでなく、日常の中で役立つ内容を交えることで、銀行の存在を生活文脈に溶け込ませる工夫が見られます。決済・カードサービスに学ぶブランド想起のつくり方銀行本体のブランディングは、生活者の日常と直接結びつきにくい場合があります。 一方で、決済やクレジットカードの領域では、生活シーンに密着したブランディングが進んでいます。例えば、三井住友カードは、日常の買い物や飲食といったシーンでの利用価値を継続的に発信し、生活の中で想起されやすいブランド形成を行っています。 クレディセゾンも、カードの特典や使いどころを分かりやすく伝える発信を重ねることで、身近な金融サービスとしての認識を広げています。図表|銀行・金融業界におけるブランディング事例の整理分類企業例ブランディングの特徴銀行三菱UFJ銀行若年層向けデジタル接点強化銀行三井住友銀行日常文脈でのサービス訴求カード三井住友カード生活シーン起点のブランド想起カードクレディセゾン特典・利用価値の可視化事例から読み解く銀行ブランディングの共通項実在企業の取り組みを横断して見ると、銀行・金融業界のブランディングには共通した考え方が見えてきます。生活者の日常に接点をつくる難しい言葉を使わず、分かりやすく伝える短期施策ではなく、継続的に発信する公式発信と第三者視点を組み合わせるこれらの要素は、銀行がブランディングで成果を出すための基本設計として参考になります。第4章|銀行ブランディングに効くインフルエンサー活用のメリットメリット1|銀行の堅いイメージを和らげる銀行は信頼が重要な一方で、「堅い」「難しそう」「自分とは距離がある」といった印象を持たれやすい業界です。 インフルエンサーを通じた発信は、この心理的な距離を縮める効果を持ちます。生活者目線の語り口で銀行の取り組みやサービスが紹介されることで、次のような変化が起こりやすくなります。銀行が身近に感じられるサービス内容が理解しやすくなる相談しやすい印象が生まれるメリット2|銀行ブランディングにおける共感の獲得ブランディングにおいて重要なのは、単なる認知拡大ではなく、共感の獲得です。 インフルエンサーは、フォロワーとの関係性の中で共感を生みやすい存在です。共感が生まれると、次のような効果が期待できます。ブランドへの好意度が高まる投稿内容が記憶に残りやすくなる周囲への共有や会話のきっかけになるメリット3|銀行の姿勢や価値観を伝えやすい銀行のブランディングでは、サービスの機能だけでなく、「どのような考え方で取り組んでいるか」という姿勢や価値観も重要な要素になります。 インフルエンサーのストーリーを通じて紹介することで、銀行の取り組み背景が伝わりやすくなります。図表|銀行ブランディングにおけるインフルエンサー活用の主なメリット観点期待できる効果親近感心理的距離の縮小共感好意度の向上理解難しい内容の分かりやすい伝達想起生活文脈でのブランド想起メリット4|銀行ブランディングの接点を拡張できる銀行のブランディングは、どうしても接点が限定的になりがちです。 インフルエンサー施策を組み込むことで、これまで接点を持ちにくかった層へのリーチが可能になります。若年層デジタルネイティブ層銀行を積極的にフォローしていない層これらの層に対して、新たなブランド接点をつくれる点は大きなメリットです。第5章|銀行ブランディングを強化する独自マーケティングフレームなぜ銀行ブランディングには設計フレームが必要なのか銀行のブランディングにインフルエンサーを活用する際、「話題になればよい」「SNSで露出を増やせばよい」という発想だけでは、好意度の形成や中長期のブランド価値向上につながりにくくなります。 銀行は信頼を前提とする業界であり、生活者の態度変容には時間がかかるため、段階的に印象を積み上げる設計フレームが必要です。銀行ブランディングで陥りやすい課題は以下の通りです。単発の施策で終わり、印象が定着しない露出は増えても好意度が伸びない社内で成果の説明がしにくいこうした課題を防ぐために、ブランディングの流れを構造として整理することが重要になります。銀行ブランディング×SNS×検索を統合する設計思想デジタルマーケティング時代の銀行ブランディングは、SNSだけで完結しません。 生活者は、SNSで銀行の情報に触れた後、検索で詳しく調べ、公式サイトや口コミに目を通します。 この一連の行動を前提に、SNS・検索・公式情報を連動させた設計が必要です。生活者の行動フローは、概ね次のように整理できます。SNSで銀行の話題に触れる興味を持ち、検索で情報を探す公式サイトや解説記事を読む銀行への印象を形成する図表|銀行ブランディングにおける接点統合フローフェーズ主な接点役割認知インフルエンサー投稿関心喚起理解記事・公式情報内容理解好意体験談・ストーリー印象形成想起継続的接点記憶定着認知・理解・好意を積み上げる独自ステップ設計銀行ブランディングでは、認知・理解・好意の3段階を意識した設計が有効です。 この3つは同時に高まるわけではなく、段階的に積み上がっていきます。認知:銀行の存在や取り組みを知る理解:サービスや姿勢を理解する好意:良い印象を持ち、安心感が生まれるインフルエンサーは「認知」と「好意」の入口に強く、理解フェーズは公式情報や解説コンテンツが担う形が現実的です。生活文脈に落とし込むブランド想起の設計銀行ブランディングを強化するためには、「どんな場面で思い出してもらいたいか」を明確にする必要があります。 生活文脈と結びついた想起が生まれると、ブランドは自然に定着します。想起設計の例は以下の通りです。給与管理を考える場面買い物や決済をする場面将来のお金について考える場面これらの文脈と結びつけたストーリーを、インフルエンサーの投稿で表現することが有効です。第6章|銀行のインフルエンサー施策を成功させる運用プロセス銀行ブランディングにおける目的・KPI設計銀行のインフルエンサー施策を成果につなげるには、最初に目的を明確にすることが欠かせません。 ブランディング施策である以上、短期の成果だけでなく、中長期の指標も設定する必要があります。目的設計の例は以下の通りです。認知向上:銀行や取り組みの認知拡大好意度向上:ポジティブな印象の形成理解促進:サービス内容の理解これに応じてKPIも段階別に設定します。図表|銀行ブランディング施策におけるKPI設計例目的主なKPI認知リーチ数、表示回数理解記事閲覧数、滞在時間好意ポジティブな反応、保存・共有SNS運用・広告・インフルエンサーの役割分担銀行のデジタルマーケティングでは、各施策の役割を整理することで成果の再現性が高まります。SNS運用:継続的な情報発信とブランドトーンの維持インフルエンサー:関心喚起と共感づくり広告:検討層への再接触と補完この役割分担を前提に、全体設計を組むことが重要です。効果検証と改善サイクルの回し方ブランディング施策は、即座に成果が可視化されにくいため、検証の視点を持つことが重要です。 投稿ごとの反応だけでなく、継続的な傾向を見ることで改善点が見えてきます。改善サイクルのポイントは以下の通りです。投稿ごとの反応を定期的に振り返るどの文脈・表現が好意的に受け止められたかを分析する次回施策に反映する銀行ブランディングを止めない運用体制づくり担当者の異動や体制変更があっても継続できるよう、運用ルールやナレッジを整理しておくことが重要です。施策の目的・方針を文書化するインフルエンサー選定基準を共有する成果事例と失敗事例を蓄積する第7章|銀行ブランディングに適したインフルエンサー選定基準なぜ銀行ブランディングでは「誰を起用するか」が重要なのか銀行のブランディングは、商品やキャンペーンの訴求以上に「信頼」が前提になります。 インフルエンサーは生活者から見て“銀行の顔の一部”として認識されるため、誰を起用するかによって、銀行の印象そのものが左右されます。選定を誤ると、次のようなリスクが生まれます。銀行のブランドイメージと合わないフォロワーに違和感を与える信頼感が損なわれるフォロワー数に依存しない評価軸銀行ブランディングにおいては、単純なフォロワー数よりも「信頼性」「親和性」「発信姿勢」が重要です。 数字だけで選ぶと、短期的な露出は得られても、好意度の形成につながらないケースが多くなります。重視すべき評価軸は以下の通りです。フォロワーの属性が銀行のターゲットと合っているか過去の投稿に誠実さや一貫性があるか広告ばかりになっていないかコメント欄の雰囲気が健全か図表|銀行ブランディング向けインフルエンサー選定チェックリスト観点チェックポイント親和性銀行の世界観と合っているか信頼性発信内容が誠実かフォロワー属性想定ターゲットと一致するかリスク炎上履歴や問題投稿がないか銀行ブランドと相性の良い発信スタイル銀行のブランディングでは、過度に刺激的な表現よりも、落ち着いた語り口や分かりやすい説明が好まれます。 日常的に「暮らし」「お金」「仕事」「ライフスタイル」などをテーマに発信しているインフルエンサーは、銀行の話題とも自然につながりやすい傾向があります。相性が良い発信スタイルの特徴は以下の通りです。丁寧で分かりやすい説明ができる体験をもとに語るスタイルフォロワーとの距離感が適切長期的な関係構築を前提にした起用の考え方銀行ブランディングは短期で完結するものではありません。 単発の起用よりも、継続的に関係を築けるインフルエンサーの方が、ブランド想起の定着につながりやすくなります。長期起用のメリットは以下の通りです。フォロワーが銀行の存在に慣れる発信のトーンが洗練されるインフルエンサー側の理解が深まる第8章|銀行×インフルエンサー施策で起こりやすい失敗と注意点失敗例1|話題性だけを重視した施策話題になりやすいインフルエンサーを起用しても、銀行のブランディングと文脈が合っていなければ、好意度の形成にはつながりません。 短期的に露出が増えても、「何の話だったか思い出せない」という状態では意味が薄くなります。話題性重視の施策にありがちな問題は以下の通りです。投稿は見られるが印象に残らない銀行の価値が伝わらない次の行動につながらない失敗例2|広告色が強すぎる表現銀行のブランディングにおいて、露骨な広告表現は逆効果になりやすい傾向があります。 インフルエンサーの強みである“第三者視点”が薄れると、フォロワーは距離を置きやすくなります。広告色が強すぎる場合のリスクは以下の通りです。フォロワーからの信頼低下エンゲージメントの減少投稿内容への反発失敗例3|目的や評価軸が曖昧なまま実施銀行ブランディング施策は、成果がすぐに数値化されにくい分、目的や評価軸を曖昧にしたまま進めてしまいがちです。 その結果、社内で成果を説明できず、施策が継続されないケースも少なくありません。起こりやすい問題は以下の通りです。成果の良し悪しが判断できない改善点が見えない次回施策につながらない図表|銀行インフルエンサー施策の失敗パターンと対策失敗パターン起こりやすい問題対策話題性重視好意度につながらない文脈設計を重視広告色過多信頼低下体験ベース表現目的不明確評価できない目的・KPIの明確化失敗を防ぐための基本原則銀行ブランディングでインフルエンサーを活用する際は、次の基本原則を意識することが重要です。ブランドとの親和性を最優先する短期の話題化だけを狙わない施策を点ではなく線で設計する第9章|銀行ブランディングに効くインフルエンサー活用の成功パターン成功パターン1|認知・理解・好意を分けた段階設計銀行のブランディング施策で成果を出しているケースに共通するのは、インフルエンサー活用を「一度きりの投稿」で終わらせていない点です。 生活者は、SNSで銀行の話題に触れた後、検索や公式情報を通じて理解を深め、徐々に印象を形成します。 この行動プロセスを前提に、認知・理解・好意を段階的に設計することで、ブランドイメージは定着しやすくなります。段階設計の基本は以下の通りです。認知:インフルエンサー投稿で銀行や取り組みを知る理解:記事・公式情報で内容を把握する好意:体験談やストーリーで良い印象が積み上がるこの役割分担により、インフルエンサー施策はブランディングの“入口”として機能します。成功パターン2|SNS運用・広告・インフルエンサーの連動インフルエンサーだけに役割を集中させると、情報量や接触頻度が不足しがちです。 公式SNSや広告と連動させることで、生活者との接点を立体的に構築できます。役割分担の一例は以下の通りです。インフルエンサー:共感を生む体験共有公式SNS:正確な情報と継続的な接点広告:関心層への再接触成功パターン3|生活文脈に落とし込んだブランドストーリー銀行のブランディングは、機能訴求だけでは印象に残りにくい分野です。 成功しているケースでは、生活者の文脈に銀行の存在を溶け込ませています。生活文脈への落とし込み方の例は以下の通りです。日々の支出管理を考える場面給与や貯蓄を見直すタイミング将来のお金について考える瞬間図表|銀行ブランディング×インフルエンサー成功パターン整理成功パターン設計の要点期待できる効果段階設計認知・理解・好意を分離印象の定着連動設計SNS・広告と役割分担接触頻度向上文脈設計生活シーンへの接続共感の獲得成功パターン4|継続的な接点づくりによるブランド想起の蓄積銀行ブランディングは、短期的な話題づくりではなく、継続的な接点づくりによって想起が蓄積されます。 インフルエンサーを単なる広告枠としてではなく、ブランドの文脈を伝えるパートナーとして位置づけることで、生活者の中に銀行のイメージが少しずつ定着します。第10章|銀行ブランディングを実行に落とす体制づくりと次の一手成果を出し続けるための体制設計銀行ブランディングは、中長期で取り組むべきテーマです。 担当者個人の工夫だけに依存すると、異動や体制変更で施策が途切れてしまいます。 継続的に成果を出すためには、体制としてブランディング施策を運用できる仕組みづくりが不可欠です。体制が不十分な場合に起こりやすい課題は以下の通りです。ナレッジが蓄積されず、毎回ゼロから設計する成果の再現性が低い施策の評価基準が曖昧になる社内と外部パートナーの役割分担銀行のブランディング施策では、戦略設計・実行・改善を一貫して回す必要があります。 社内で全てを完結させるのが難しい場合、専門性を持つ外部パートナーとの連携が有効です。役割分担の考え方は以下の通りです。社内:ブランド方針の決定、最終判断外部:戦略設計支援、インフルエンサー連携、分析支援図表|銀行ブランディング推進の体制イメージ役割主な担当方針策定ブランド戦略・KPI設定企画設計施策設計・コンテンツ企画実行SNS運用・インフルエンサー施策改善レポーティング・改善提案銀行マーケターが今すぐ取り組むべき実践アクションここまで見てきたように、銀行ブランディングにおけるインフルエンサー活用は、正しく設計すれば有効な手段となります。 重要なのは、単発の施策ではなく、ブランディング戦略の一部として組み込むことです。次のアクションとして、以下のステップから着手することをおすすめします。現在のブランディング施策の整理インフルエンサー活用の目的・位置づけの明確化小規模な検証から始め、学習を積み上げる運用設計まとめ|銀行ブランディングにおけるインフルエンサー活用の価値銀行のブランディングは、信頼を軸に中長期で育てていく取り組みです。 インフルエンサーは、そのプロセスにおいて、生活者との心理的距離を縮め、認知と好意度を積み上げる有効な接点となります。戦略設計から実行、改善までを一貫して設計できる体制を整えることで、銀行ブランディングは次のステージへ進んでいきます。弊社ではインフルエンサー施策に関して他社を圧倒する実績数を誇り、規模の大小を問わずさまざまな企業様のご支援を行っております。▼インフルエンサー・ライバー施策に関するお問い合わせはお気軽にどうぞhttps://onemove.co.jp/contact▼弊社のインフルエンサーサービスサイトはこちらhttps://onemove.co.jp/onemove-production▼関連記事【成功事例あり】銀行がインフルエンサーマーケティングで若年層を獲得する方法https://onemove.co.jp/posts/z0mWBd7Q銀行が選ぶべきインフルエンサーとは?失敗しない選定術https://onemove.co.jp/posts/Z33S_dGu▼急募!事業急成長につき、正社員メンバーを募集しています。20代〜30代前半の若手が活躍中!求人の詳細・ご応募は下記リンクより。https://en-gage.net/user/search/?from=top&keyword=&companyName=one+move%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE&salary_0=0&span=0&PK=&token=6799a6f7567b9&area=23&job=&distanceIndex=#/desc/3361873